カテゴリ: Java 更新日: 2025/06/24

JavaのBufferedInputStreamクラスとskipメソッドの使い方を解説!ファイル読み込みで特定バイトを飛ばす方法

BufferedInputStreamのskipメソッド
BufferedInputStreamのskipメソッド

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Javaでファイルを読み込むときに、先頭の何バイトかを飛ばして読みたいときってありますか?」

先生

「はい、ありますよ。たとえばファイルのヘッダー部分だけをスキップして中身を読みたいときなどですね。そういうときはBufferedInputStreamskipメソッドを使うんです。」

生徒

「へえ、それって簡単に使えるんですか?」

先生

「はい、とても簡単ですよ。ではskipメソッドの基本的な使い方から詳しく見ていきましょう!」

1. BufferedInputStreamクラスとは

1. BufferedInputStreamクラスとは
1. BufferedInputStreamクラスとは

BufferedInputStreamクラスは、JavaのInputStreamを拡張して、効率よくデータを読み込むためのバッファ機能を追加したクラスです。通常のFileInputStreamと組み合わせて使われることが多く、一度に複数バイトを内部バッファに読み込むことで、読み取り操作の高速化が図れます。

バッファがあることで、ディスクアクセス回数が減り、プログラムのパフォーマンスが向上します。特に大きなファイルを扱うときにはBufferedInputStreamが重宝されます。

2. skipメソッドとは?

2. skipメソッドとは?
2. skipメソッドとは?

skipメソッドは、InputStream(そしてもちろんBufferedInputStream)で利用できるメソッドで、指定したバイト数だけ読み飛ばす(スキップする)ことができます。

ファイルやデータの先頭部分を無視したいときに便利で、バイナリファイルのヘッダー情報を読み飛ばして本文から処理を始めたい場合などに活用されます。

3. skipメソッドの使い方

3. skipメソッドの使い方
3. skipメソッドの使い方

それでは実際にBufferedInputStreamskipメソッドを使って、ファイルの先頭10バイトをスキップする例を見てみましょう。


import java.io.BufferedInputStream;
import java.io.FileInputStream;
import java.io.IOException;

public class SkipExample {
    public static void main(String[] args) {
        try (BufferedInputStream bis = new BufferedInputStream(new FileInputStream("sample.txt"))) {
            long skipped = bis.skip(10); // 最初の10バイトをスキップ
            System.out.println("スキップしたバイト数: " + skipped);

            int data;
            while ((data = bis.read()) != -1) {
                System.out.print((char) data);
            }
        } catch (IOException e) {
            e.printStackTrace();
        }
    }
}

スキップしたバイト数: 10
(ファイルの11バイト目からの内容が表示される)

skipメソッドは、実際にスキップできたバイト数を戻り値として返します。スキップしたいバイト数よりもファイルの残りが少ない場合、残り分だけスキップされます。

4. skipメソッドの戻り値と注意点

4. skipメソッドの戻り値と注意点
4. skipメソッドの戻り値と注意点

skipメソッドは、スキップできたバイト数をlong型で返します。これは、指定した値そのままとは限らず、実際にスキップできた量だけが返されます。

たとえば、空のファイルに対してskip(10)を呼び出した場合、戻り値は0となり、何もスキップできなかったことがわかります。

また、負の値を指定するとIllegalArgumentExceptionが発生する可能性があるため、skipの引数には必ず0以上の値を指定するようにしましょう。

5. skipメソッドとreadメソッドの違い

5. skipメソッドとreadメソッドの違い
5. skipメソッドとreadメソッドの違い

readメソッドはバイトデータを読み込んで処理するためのものですが、skipメソッドはあくまで「読み飛ばす」ためのメソッドです。

読み取る必要のないバイトを無視したいときにはskipを使い、必要なデータはreadで受け取るという使い分けが基本です。

6. skipメソッドはどんな場面で使う?

6. skipメソッドはどんな場面で使う?
6. skipメソッドはどんな場面で使う?

BufferedInputStreamskipメソッドは、以下のような場面で使われます。

  • バイナリファイルのヘッダー部分を飛ばして読みたいとき
  • ログファイルなどで先頭の古いデータをスキップして最新のデータだけ処理したいとき
  • テスト用のデータ読み込みで、途中から読みたいとき
  • ネットワークストリームで不要なバイトをスキップしたいとき

このように、柔軟にストリームの位置を調整したいときにskipメソッドはとても便利です。

7. BufferedInputStreamとskipの組み合わせで効率的な読み込み

7. BufferedInputStreamとskipの組み合わせで効率的な読み込み
7. BufferedInputStreamとskipの組み合わせで効率的な読み込み

BufferedInputStreamを使えば、通常のInputStreamよりも高速で効率的にデータを読み込むことができます。そしてskipメソッドを組み合わせることで、無駄な部分を読み飛ばし、必要な情報だけを的確に処理できるようになります。

大容量ファイルや特定位置からの読み取りが必要なケースで、BufferedInputStreamskipの活用は非常に効果的です。

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