JavaのBufferedOutputStreamクラスのwriteメソッドを徹底解説!初心者でもわかるファイルへのバイナリ書き込み
生徒
「Javaでファイルに文字を書き込むときって、どうすればいいんですか?」
先生
「文字やデータをファイルに書き込むときには、BufferedOutputStreamクラスのwriteメソッドを使うのが一般的ですよ。」
生徒
「なるほど。writeって、何か特別なことをしないと使えないんですか?」
先生
「それが意外と簡単なんです。ではこれから、BufferedOutputStreamとwriteメソッドの使い方を基礎から一緒に見ていきましょう!」
1. BufferedOutputStreamクラスとは
BufferedOutputStreamクラスは、Javaでファイルなどの出力先に効率よくデータを書き込むためのクラスです。バッファリング機能があるため、書き込み処理を高速化できます。
このクラスは、OutputStreamを継承しており、FileOutputStreamなどの出力ストリームに対してラップして使うことが一般的です。バッファを通してデータを書き込むことで、1バイトずつ直接書き込むよりも処理効率が格段に良くなります。
2. writeメソッドとは?
writeメソッドは、バイトデータを出力ストリームに書き込むためのメソッドです。BufferedOutputStreamでは、writeメソッドを使って一時的にデータをバッファに保存し、後でまとめて出力先に書き出します。
このwriteメソッドには複数の使い方があります。
write(int b):1バイト(整数)を出力write(byte[] b):バイト配列全体を出力write(byte[] b, int off, int len):バイト配列の一部を出力
3. writeメソッドの基本的な使い方
それではBufferedOutputStreamを使って文字列をファイルに書き込む基本的な例を見てみましょう。
import java.io.BufferedOutputStream;
import java.io.FileOutputStream;
import java.io.IOException;
public class WriteExample {
public static void main(String[] args) {
try (BufferedOutputStream bos = new BufferedOutputStream(new FileOutputStream("output.txt"))) {
String data = "Javaでファイルに書き込みます。";
bos.write(data.getBytes()); // 文字列をバイト配列にして書き込み
bos.flush(); // バッファの内容をファイルへ書き出す
} catch (IOException e) {
e.printStackTrace();
}
}
}
output.txt に「Javaでファイルに書き込みます。」という内容が保存される
この例では、文字列をgetBytes()でバイト配列に変換し、writeメソッドで書き込んでいます。その後、flushメソッドでバッファの中身を出力先に反映させています。
4. write(int b)の使い方と注意点
write(int b)は、1バイトのデータを出力します。int型ですが、実際に書き込まれるのは下位8ビットだけです。
bos.write(65); // 'A' のASCIIコード
このように、数値65は'A'として書き込まれます。
5. write(byte[] b, int off, int len)の活用法
この形式のwriteメソッドでは、バイト配列のうち一部の範囲だけを出力することができます。
byte[] data = "サンプルデータ".getBytes();
bos.write(data, 3, 6); // 配列の4バイト目から6バイト分を書き出す
一部だけを書き込みたいときや、大きなデータを分割して処理したいときに便利です。
6. writeとflushをセットで使おう
BufferedOutputStreamは、データを一時的にバッファにためているため、writeを呼んだだけではファイルに書き込まれないことがあります。
確実にファイルへ反映させるには、writeの後にflushを呼ぶ必要があります。あるいは、ストリームをcloseすると、自動的にflushも実行されます。
7. BufferedOutputStreamとwriteでできること
BufferedOutputStreamとwriteメソッドを組み合わせることで、Javaでは高速かつ安全にファイルやネットワークへのデータ出力が可能になります。
ログファイルの出力、バイナリデータの書き込み、大量データの高速処理など、さまざまな場面で活用できます。初心者のうちから使い方をしっかり理解しておけば、実践でも役立つ場面が多いでしょう。