カテゴリ: Servlet 更新日: 2025/07/23

JavaのHttpSessionBindingListenerインターフェースvalueUnboundメソッドとは?初心者向け解説

HttpSessionBindingListenerのvalueUnboundメソッド
HttpSessionBindingListenerのvalueUnboundメソッド

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「JavaのServletでセッションに関係するイベントを受け取る方法ってありますか?」

先生

「はい、JavaのServletでは、HttpSessionBindingListenerインターフェースを使うことで、オブジェクトがセッションに追加・削除されたときの処理を行うことができます。」

生徒

「その中でvalueUnboundメソッドって何をするんですか?」

先生

「それでは、valueUnboundメソッドの使い方を詳しく解説していきましょう!」

1. HttpSessionBindingListenerとは?

1. HttpSessionBindingListenerとは?
1. HttpSessionBindingListenerとは?

Javaのjavax.servlet.http.HttpSessionBindingListenerインターフェースは、セッションにオブジェクトが追加または削除される際に呼び出されるメソッドを定義するためのインターフェースです。このインターフェースを実装することで、セッションバインディングイベントをハンドリングできます。

2. valueUnboundメソッドの役割

2. valueUnboundメソッドの役割
2. valueUnboundメソッドの役割

valueUnboundメソッドは、オブジェクトがHttpSessionから削除されたとき、またはセッションが無効化されたときに自動的に呼び出されます。たとえば、セッションからユーザー情報オブジェクトが削除されたときに、ログを記録したり、リソースのクリーンアップを行うのに使えます。

3. valueUnboundメソッドの基本構文

3. valueUnboundメソッドの基本構文
3. valueUnboundメソッドの基本構文

以下はvalueUnboundメソッドの基本的な書き方です。


import javax.servlet.http.HttpSessionBindingEvent;
import javax.servlet.http.HttpSessionBindingListener;

public class UserSessionData implements HttpSessionBindingListener {

    @Override
    public void valueUnbound(HttpSessionBindingEvent event) {
        System.out.println("セッションからオブジェクトが削除されました: " + event.getName());
    }

    @Override
    public void valueBound(HttpSessionBindingEvent event) {
        // セッションに追加されたときの処理(今回は省略)
    }
}

4. valueUnboundが呼び出されるタイミング

4. valueUnboundが呼び出されるタイミング
4. valueUnboundが呼び出されるタイミング

次のようなタイミングでvalueUnboundメソッドは呼び出されます:

  • 明示的にsession.removeAttribute("属性名")したとき
  • セッションがタイムアウトなどで無効化されたとき
  • 同じ名前の属性がsetAttributeで上書きされたとき

5. 実行結果のイメージ

5. 実行結果のイメージ
5. 実行結果のイメージ

上記のコードを使って、セッションからUserSessionDataを削除すると次のような出力が表示されます。


セッションからオブジェクトが削除されました: user

6. Webアプリでの実践的な活用

6. Webアプリでの実践的な活用
6. Webアプリでの実践的な活用

valueUnboundメソッドは、セッションの終了処理や監視、ログ出力などに使えます。例えば、ログインユーザーがセッションを失った際に、その情報をログに出力することで、ログイン状態を追跡する用途にも活用できます。

7. HttpSessionと連携して動作確認する

7. HttpSessionと連携して動作確認する
7. HttpSessionと連携して動作確認する

HttpSessionオブジェクトと連携して、setAttributeremoveAttributeを使って実際にこのリスナーが正しく動くか確認してみましょう。


// Servletの中などで
HttpSession session = request.getSession();
UserSessionData data = new UserSessionData();
session.setAttribute("user", data); // セッションに追加されるとvalueBoundが呼ばれる
session.removeAttribute("user");     // 削除されるとvalueUnboundが呼ばれる
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