カテゴリ: Servlet 更新日: 2025/11/04

JavaのHttpServletRequestWrapperとgetRequestURIメソッドを完全ガイド!初心者にもわかるリクエストURIの取得方法

HttpServletRequestWrapperのgetRequestURIメソッド
HttpServletRequestWrapperのgetRequestURIメソッド

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Javaのサーブレットで、今アクセスされているページのパスってどうやって取得するんですか?」

先生

「その場合はHttpServletRequestWrappergetRequestURIメソッドを使えば、リクエストされたURIを取得できますよ。」

生徒

「URIってURLとは違うんですか?」

先生

「はい、少し違います。URIはURLの中のパス部分だけを指します。詳しく見ていきましょう!」

1. javax.servlet.httpパッケージとは

1. javax.servlet.httpパッケージとは
1. javax.servlet.httpパッケージとは

javax.servlet.httpパッケージは、JavaでWebアプリケーションを開発するときに使う、HTTPリクエストやレスポンスを扱うための重要なクラス群が含まれています。

その中でもHttpServletRequestHttpServletResponseは、ユーザーからのアクセス情報やレスポンスの内容を操作するために使われます。

2. HttpServletRequestWrapperクラスとは

2. HttpServletRequestWrapperクラスとは
2. HttpServletRequestWrapperクラスとは

HttpServletRequestWrapperは、HttpServletRequestを継承しつつ、処理を追加・拡張できるラッパークラスです。

開発中にリクエスト情報を加工したいときや、一部のメソッドの挙動をカスタマイズしたいときに使用されます。フィルター処理やセキュリティ機能の実装時にとても便利です。

3. getRequestURIメソッドの基本

3. getRequestURIメソッドの基本
3. getRequestURIメソッドの基本

getRequestURIメソッドは、HTTPリクエストでアクセスされた「リクエストURI(Uniform Resource Identifier)」を返すメソッドです。

URIは、リクエストされたURLのうち、ドメイン名やポート番号を除いた「パス」の部分だけを意味します。たとえば、次のURLがあったとします:

http://localhost:8080/myapp/product/detail

このときgetRequestURI()は以下の文字列を返します:


/myapp/product/detail

4. getRequestURIの使い道

4. getRequestURIの使い道
4. getRequestURIの使い道

getRequestURIは、次のようなケースで非常に役立ちます:

  • どのページにアクセスされたかログに記録したいとき
  • 特定のURIに応じて処理を切り替えたいとき
  • 認可(アクセス制御)をURI単位で行いたいとき
  • ユーザーのアクセス履歴を収集・分析したいとき

URIは、Webアプリケーションの動作をコントロールする上で非常に重要な情報です。

5. HttpServletRequestWrapperでgetRequestURIを使うサンプル

5. HttpServletRequestWrapperでgetRequestURIを使うサンプル
5. HttpServletRequestWrapperでgetRequestURIを使うサンプル

では、HttpServletRequestWrapperクラスを使ってgetRequestURIメソッドを呼び出すサーブレットのサンプルコードを見てみましょう。


@WebServlet("/check-uri")
public class RequestURIServlet extends HttpServlet {
    @Override
    protected void doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response)
            throws ServletException, IOException {

        HttpServletRequestWrapper wrapper = new HttpServletRequestWrapper(request);
        String requestURI = wrapper.getRequestURI();

        response.setContentType("text/plain; charset=UTF-8");
        response.getWriter().println("リクエストされたURI: " + requestURI);
    }
}

6. getRequestURIの実行結果例

6. getRequestURIの実行結果例
6. getRequestURIの実行結果例

たとえば、次のURLでサーブレットにアクセスしたとします:

http://localhost:8080/myapp/check-uri

このとき、画面に表示される出力は以下のようになります:


リクエストされたURI: /myapp/check-uri

この情報を使えば、どのページがアクセスされたか、どのリクエストに対する処理かを簡単に把握できます。

7. 初心者が気をつけたいポイント

7. 初心者が気をつけたいポイント
7. 初心者が気をつけたいポイント

getRequestURIは、ドメイン名やポート番号、クエリパラメータ(?id=123など)は含まない点に注意が必要です。

クエリ文字列を取得したい場合はgetQueryString、URL全体を取得したいときはgetRequestURLを使います。

用途に応じてこれらのメソッドを使い分けることが大切です。

8. Webアプリケーションでの活用例

8. Webアプリケーションでの活用例
8. Webアプリケーションでの活用例

たとえば、ECサイトなどで「アクセスされたURIによってページを動的に切り替える」といった処理を実装する際にgetRequestURIは非常に便利です。

また、アクセス制御を行うフィルターで、「このURIには管理者しかアクセスできない」などの条件分岐を組み込む際にも利用されます。

Webアプリケーションの保守性やセキュリティを高めるために、getRequestURIの使い方はしっかり覚えておきましょう。

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