カテゴリ: Thymeleaf 更新日: 2025/07/18

Thymeleafテンプレートで「Hello, World」を表示しよう!初心者向けにわかりやすく解説

Thymeleaf テンプレートを作成して「Hello, World」を表示する
Thymeleaf テンプレートを作成して「Hello, World」を表示する

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Spring BootとThymeleafを使って、画面に『Hello, World』を表示するにはどうすればいいですか?」

先生

「それは良い質問ですね。Thymeleafテンプレートを使えば、HTMLにJavaの値を簡単に表示できます。まずは基本の流れを知りましょう。」

生徒

「なるほど!テンプレートって具体的にどうやって作るんですか?」

先生

「それでは、Thymeleafのテンプレートファイルを作って、画面に『Hello, World』を表示するまでの手順を説明していきます。」

1. Thymeleafテンプレートの基本とは?

1. Thymeleafテンプレートの基本とは?
1. Thymeleafテンプレートの基本とは?

Thymeleafは、JavaとHTMLを組み合わせてWeb画面を作るためのテンプレートエンジンです。Spring Bootと組み合わせることで、HTMLファイルにJavaの値を簡単に表示することができます。

テンプレートとは、画面の見た目を定義したHTMLのことです。Thymeleafでは、通常のHTMLタグにth:textなどの属性を追加して、動的に値を埋め込むことができます。

2. プロジェクトの構成とテンプレートの場所

2. プロジェクトの構成とテンプレートの場所
2. プロジェクトの構成とテンプレートの場所

Spring Bootのプロジェクトでは、HTMLファイルはsrc/main/resources/templatesフォルダに配置します。

このフォルダ内にあるHTMLファイルは、Thymeleafテンプレートとして自動的に読み込まれます。

ファイルの拡張子は.htmlでなければなりません。

3. コントローラークラスを作成しよう

3. コントローラークラスを作成しよう
3. コントローラークラスを作成しよう

HTMLテンプレートを表示するには、まずコントローラークラスを作成する必要があります。以下はサンプルのコントローラーです。


package com.example.demo;

import org.springframework.stereotype.Controller;
import org.springframework.ui.Model;
import org.springframework.web.bind.annotation.GetMapping;

@Controller
public class HelloController {

    @GetMapping("/")
    public String hello(Model model) {
        model.addAttribute("message", "Hello, World");
        return "hello";
    }
}

このコントローラーでは、/にアクセスされたとき、hello.htmlを返すようにしています。そして、messageという名前で「Hello, World」という文字列をテンプレートに渡しています。

4. HTMLテンプレートファイルを作成しよう

4. HTMLテンプレートファイルを作成しよう
4. HTMLテンプレートファイルを作成しよう

次に、src/main/resources/templateshello.htmlという名前のHTMLファイルを作成します。

以下はテンプレートの内容です。


<!DOCTYPE html>
<html xmlns:th="http://www.thymeleaf.org">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>Hello Page</title>
</head>
<body>
    <h1 th:text="${message}">ここにHelloメッセージが表示されます</h1>
</body>
</html>

th:text="${message}"の部分で、Java側から渡されたmessageという値がHTMLに埋め込まれて表示されます。

5. アプリケーションを実行して確認しよう

5. アプリケーションを実行して確認しよう
5. アプリケーションを実行して確認しよう

Spring Bootアプリケーションを起動し、ブラウザでhttp://localhost:8080/にアクセスしてみましょう。

画面に「Hello, World」と表示されていれば成功です。


Hello, World

テンプレートとコントローラーの連携が正しく行われていれば、このようにJavaの値がHTML画面に出力されます。

6. よくあるミスとその対処法

6. よくあるミスとその対処法
6. よくあるミスとその対処法

「Hello, World」が表示されない場合は、以下の点を確認してみましょう。

  • テンプレートファイルの名前がhello.htmlになっているか
  • templatesフォルダの中にHTMLファイルがあるか
  • コントローラーのreturnで指定した名前とファイル名が一致しているか
  • model.addAttributeで渡した名前とテンプレート内の変数名が一致しているか

特に綴りのミスが多いので注意しましょう。

7. 表示する値を変更してみよう

7. 表示する値を変更してみよう
7. 表示する値を変更してみよう

次は表示するメッセージを別の文字列に変えてみましょう。例えばコントローラー側を次のように修正します。


model.addAttribute("message", "ようこそThymeleafの世界へ!");

すると、画面には以下のように表示されます。


ようこそThymeleafの世界へ!

このように、Javaで設定した値がそのままHTMLに表示されるため、画面の動的な表示が簡単にできます。

8. 今後の発展に向けて

8. 今後の発展に向けて
8. 今後の発展に向けて

今回は、Thymeleafテンプレートで「Hello, World」を表示する基本的な方法を学びましたが、Thymeleafはこれ以外にも、条件分岐繰り返し処理リンク生成など多くの便利な機能があります。

テンプレートエンジンとして非常に強力で、Spring Bootとの相性も抜群です。次は繰り返し処理や条件分岐に挑戦してみましょう。

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