カテゴリ: jsp 更新日: 2025/12/18

JSPのデプロイ方法まとめ!Tomcatサーバーにアップロードして動作確認する手順

JSPのデプロイ方法まとめ!Tomcatサーバーにアップロードして動作確認
JSPのデプロイ方法まとめ!Tomcatサーバーにアップロードして動作確認

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「JSPファイルって作ったあと、どうやって動かせばいいんですか?パソコンで開いても表示されないです……」

先生

「いい質問ですね。JSPファイルはWebサーバー、特にTomcatのようなサーブレットコンテナに配置して動かす必要がありますよ。」

生徒

「Tomcatってどうやって使うんですか?デプロイって難しそうです……」

先生

「心配いりません。初心者でもわかるように、TomcatサーバーへのJSPファイルのデプロイ手順を丁寧に解説しますね。」

1. JSPファイルは直接開けない?動かすにはサーバーが必要

1. JSPファイルは直接開けない?動かすにはサーバーが必要
1. JSPファイルは直接開けない?動かすにはサーバーが必要

JSP(JavaServer Pages)は、HTMLにJavaコードを埋め込んだサーバーサイドの技術です。そのため、ローカルのブラウザでダブルクリックしても正しく動作しません。JSPを動作させるには、Javaの実行環境(JDK)とサーブレットコンテナ(Tomcatなど)が必要です。

JSPは「JSPファイル → サーブレットに変換 → コンパイル → 実行」という流れで処理されるため、単体では動きません。TomcatなどのWebサーバーにデプロイして、はじめてブラウザからアクセスできる仕組みになっています。

2. Tomcatのインストールと起動手順

2. Tomcatのインストールと起動手順
2. Tomcatのインストールと起動手順

JSPをデプロイするには、まずTomcatサーバーをインストールする必要があります。以下は基本的な手順です。

  • 公式サイトからTomcatの最新版をダウンロード(https://tomcat.apache.org/
  • ZIPファイルを解凍し、任意の場所に配置
  • JDKがインストールされていることを確認(java -versionコマンドで確認)
  • Tomcatのbinフォルダにあるstartup.bat(Windows)またはstartup.sh(Mac/Linux)を実行

Tomcatが起動すると、http://localhost:8080で管理画面にアクセスできるようになります。

3. JSPのデプロイ先:webappsディレクトリとは?

3. JSPのデプロイ先:<code>webapps</code>ディレクトリとは?
3. JSPのデプロイ先:webappsディレクトリとは?

Tomcatのディレクトリ構成の中で、JSPファイルを配置するのはwebappsフォルダです。このフォルダにプロジェクトを配置すると、自動的にTomcatが読み込んでくれます。

例えば、以下のような構成が基本になります。


tomcat/
├── webapps/
│   └── myapp/
│       ├── index.jsp
│       └── WEB-INF/
│           └── web.xml

上記のように、プロジェクトフォルダ(ここではmyapp)を作成し、その中にindex.jspを置くのが基本です。また、WEB-INF/web.xmlはアプリケーションの構成を定義する重要なファイルです。

4. JSPのサンプルコードと動作確認方法

4. JSPのサンプルコードと動作確認方法
4. JSPのサンプルコードと動作確認方法

実際に動作確認できる簡単なJSPのサンプルを見てみましょう。以下はindex.jspの内容です。


<%@ page contentType="text/html; charset=UTF-8" language="java" %>
<html>
<head>
    <title>JSPサンプル</title>
</head>
<body>
    <h1>こんにちは、JSPの世界へ!</h1>
    <p>現在の日時は:<%= new java.util.Date() %></p>
</body>
</html>

このindex.jspをTomcatのwebapps/myappディレクトリに配置したあと、Tomcatを起動し、http://localhost:8080/myapp/index.jspにアクセスすることで、ブラウザ上で確認できます。

5. web.xmlの役割と基本的な書き方

5. <code>web.xml</code>の役割と基本的な書き方
5. web.xmlの役割と基本的な書き方

WEB-INF/web.xmlはデプロイメントディスクリプタと呼ばれ、JSPやサーブレットの設定を行うファイルです。初心者のうちは最低限の内容でも動作させることができます。以下はその例です。


<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<web-app xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/javaee"
         xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
         xsi:schemaLocation="http://java.sun.com/xml/ns/javaee
                             http://java.sun.com/xml/ns/javaee/web-app_3_0.xsd"
         version="3.0">

    <welcome-file-list>
        <welcome-file>index.jsp</welcome-file>
    </welcome-file-list>

</web-app>

この設定を入れておけば、/myapp/にアクセスしたときに自動的にindex.jspが表示されます。

6. デプロイ後の動作確認とよくあるエラー対策

6. デプロイ後の動作確認とよくあるエラー対策
6. デプロイ後の動作確認とよくあるエラー対策

デプロイ後にアクセスできない場合、以下のような原因が考えられます。

  • Tomcatが起動していない
  • ファイルの配置パスが間違っている
  • JDKが正しくインストールされていない
  • web.xmlの記述ミスや構文エラー

エラーメッセージが出た場合は、Tomcatのlogsフォルダ内のcatalina.outログを確認しましょう。

7. WARファイルでのデプロイ方法(補足)

7. WARファイルでのデプロイ方法(補足)
7. WARファイルでのデプロイ方法(補足)

より本格的な運用では、プロジェクトをWARファイルとしてビルドし、Tomcatのwebappsに配置することで自動的に展開できます。

EclipseやIntelliJなどのIDEでは、エクスポート → WARファイルで簡単に作成できます。

myapp.warというファイルを配置すれば、自動的にmyapp/フォルダとして展開され、JSPファイルも読み込まれるようになります。

まとめ

まとめ
まとめ

JSPをTomcatサーバーにデプロイして動作させるまでの流れは、一見すると複雑に感じるかもしれませんが、実際には「JSPはサーバーで動く仕組みである」という点さえ押さえておけば、手順そのものはとても整理されています。今回の記事で取り上げた内容を振り返ると、まずJSPはローカルで直接開いても動かず、必ずTomcatのようなサーバー上に配置して動作させる必要があります。これはJSPがHTMLとして返される前にサーブレットへと変換され、その後コンパイルされて実行されるという特性があるためです。この流れを理解することで、JSPがどのようにして画面へと表示されているのかがより具体的に見えてきます。

また、Tomcatのインストールや起動手順、webappsフォルダに配置するディレクトリ構造、JSPファイルの置き場所、アプリケーションの動作を左右するWEB-INF/web.xmlの役割など、Webアプリケーションを構築するうえで重要な要素も押さえることができました。特にweb.xmlは最初は難しく感じますが、基本的な設定だけでも十分機能し、JSPの表示ルートを制御するための核となるファイルです。さらに、記事で扱ったサンプルのように最低限の設定でもアプリケーションが動くということは、初心者が無理なく一歩ずつ学習を積み重ねられるポイントとなります。

デプロイしたあとにうまく動作しない場合でも、Tomcatのログフォルダに原因が書かれていることがほとんどで、エラー内容をたどりながら修正する経験は今後の開発において非常に役に立ちます。配置パスの間違い、web.xmlの記述誤り、JDKの設定ミスなど、初心者がつまずきやすいポイントも整理して理解しておけば、問題に遭遇した際の対処がスムーズになります。

そして、より本格的な運用ではプロジェクトをWARファイルとしてまとめてデプロイする方法もあります。これはIDEを使えば簡単に作成でき、複数環境への導入や本番運用の管理がしやすくなるため、学習が進んだ段階で必ず覚えておきたい知識です。JSPを正しくサーバーに配置し、Tomcatを使って動作を確認する一連の流れを理解することで、Webアプリケーションがどのような仕組みで動いているのかが自然と見えてきます。

デプロイを振り返るサンプルプログラム

ここでは、記事内容を踏まえてもう一度確認したいポイントをコンパクトにまとめたJSPサンプルを掲載します。サーバー上での動作確認練習として活用できます。


<%@ page contentType="text/html; charset=UTF-8" language="java" %>
<html>
<head>
    <title>デプロイ確認ページ</title>
</head>
<body>
<%
    String message = "Tomcatに正常にデプロイされました";
    java.util.Date now = new java.util.Date();
%>

    <h2 class="fw-bold"><%= message %></h2>
    <p>現在時刻:<%= now %></p>
    <p>このページが表示されていればデプロイは成功です。構成パスや設定内容も正しく反映されています。</p>
</body>
</html>

こうしたJSPを実際にwebappsフォルダへ配置し、ブラウザからアクセスすることで、サーバー側での処理の仕組みが自然に理解できていきます。Tomcatが動いているか、JSPが正しく配置されているか、web.xmlの設定が適切かを確認しながら、自分の手を動かして理解を深めることがとても大切です。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「今日の内容で、JSPってただのHTMLじゃなくてサーバーで処理される仕組みっていうのがよくわかりました!」

先生

「その理解はとても大切ですよ。JSPがサーブレットに変換されて実行される流れを知ると、エラーへの対処も自然にできるようになります。」

生徒

「Tomcatのwebappsに置けば動くっていう仕組みもわかりました。フォルダ構成を見るのって大事なんですね。」

先生

「その通りです。Webアプリケーションは構成がとても重要で、決められた場所に置くことで正しく動作します。web.xmlの役割も少しずつ理解していきましょう。」

生徒

「WARファイルも初心者には難しそうだと思ったんですが、意外とIDEで簡単に作れるんですね。」

先生

「そうなんです。開発が進むとWARでのデプロイは必須になりますから、今のうちに触れておくと後で楽になりますよ。」

生徒

「これでデプロイの流れも少し自信がつきました!自分でももっと試してみます。」

先生

「ぜひ続けてください。何度も手を動かすことで理解が深まり、自分の力になっていきますよ。」

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