カテゴリ: jsp 更新日: 2025/12/16

JSPの文字コード設定(UTF-8)の方法!文字化けを防ぐ設定ポイントとは?

JSPの文字コード設定(UTF-8)の方法!文字化けを防ぐ設定ポイントとは?
JSPの文字コード設定(UTF-8)の方法!文字化けを防ぐ設定ポイントとは?

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「JSPで日本語が文字化けすることがあるんですけど、どうすればいいんですか?」

先生

「JSPでは文字コードの設定がとても大事です。特にUTF-8で統一することが、文字化けを防ぐ基本になりますよ。」

生徒

「なるほど…どこにどうやって設定すればいいんでしょうか?」

先生

「では、JSPの文字コードをUTF-8に正しく設定する方法を一つずつ確認していきましょう。」

1. JSPファイルに文字コードを指定する

1. JSPファイルに文字コードを指定する
1. JSPファイルに文字コードを指定する

まず基本となるのが、JSPファイル内でUTF-8を明示的に指定する方法です。これはpageディレクティブを使って、出力するコンテンツの文字コードを指定します。


<%@ page contentType="text/html; charset=UTF-8" pageEncoding="UTF-8" %>

この設定をJSPファイルの最上部に書くことで、出力されるHTMLがUTF-8として処理され、ブラウザでも正しく表示されるようになります。

2. HTML内にもmetaタグでUTF-8を宣言

2. HTML内にもmetaタグでUTF-8を宣言
2. HTML内にもmetaタグでUTF-8を宣言

JSP側で設定していても、HTML内でも文字コードを指定することでブラウザ側の処理が安定します。特に古いブラウザや一部の環境ではmetaタグが重要になる場合もあります。


<meta charset="UTF-8">

このmetaタグは<head>タグの中に記述しましょう。JSPのディレクティブと合わせて使うことで、より確実に文字化けを防げます。

3. ファイルの保存形式もUTF-8に設定しよう

3. ファイルの保存形式もUTF-8に設定しよう
3. ファイルの保存形式もUTF-8に設定しよう

エディタやIDE(EclipseやVSCodeなど)でJSPファイルを保存する際の文字コードもUTF-8にしておく必要があります。もし保存形式がShift_JISISO-8859-1などになっていると、文字化けの原因になります。

例えば、Eclipseでは次のように設定を確認できます:

  • JSPファイルを右クリック → [プロパティ]
  • [リソース] → [テキストファイルのエンコーディング]UTF-8 に変更

プロジェクト全体で統一するなら、ワークスペースやビルド設定でもUTF-8を選びましょう。

4. リクエストパラメータの文字化け対策

4. リクエストパラメータの文字化け対策
4. リクエストパラメータの文字化け対策

JSPでフォームなどから送られてくるリクエストパラメータ(日本語入力など)が文字化けすることもあります。その対策にはrequest.setCharacterEncoding("UTF-8")を使います。

この処理はJSPの中で最初に実行する必要があります。出力が始まる前に書かないと意味がありません。


<%
    request.setCharacterEncoding("UTF-8");
    String name = request.getParameter("name");
%>
<p>こんにちは、<%= name %>さん!</p>

Servletを使っている場合も、同様にdoPostメソッドの先頭で指定しておくのが基本です。

5. Web.xmlでも文字コードの統一が可能

5. Web.xmlでも文字コードの統一が可能
5. Web.xmlでも文字コードの統一が可能

Webアプリケーション全体で文字コードを統一したい場合は、web.xmlにフィルターを定義してUTF-8を強制的に設定する方法もあります。


<filter>
    <filter-name>EncodingFilter</filter-name>
    <filter-class>org.apache.catalina.filters.SetCharacterEncodingFilter</filter-class>
    <init-param>
        <param-name>encoding</param-name>
        <param-value>UTF-8</param-value>
    </init-param>
    <init-param>
        <param-name>ignore</param-name>
        <param-value>false</param-value>
    </init-param>
</filter>
<filter-mapping>
    <filter-name>EncodingFilter</filter-name>
    <url-pattern>/*</url-pattern>
</filter-mapping>

この設定を行うことで、すべてのリクエストとレスポンスに対して自動的にUTF-8が適用され、各JSPごとに個別設定する必要が減ります。

6. JSPでのUTF-8対応まとめチェックリスト

6. JSPでのUTF-8対応まとめチェックリスト
6. JSPでのUTF-8対応まとめチェックリスト

文字化けを防ぐために、次のポイントをすべて確認しましょう:

  • JSPファイルにpageEncoding="UTF-8"を設定
  • HTMLに<meta charset="UTF-8">を記述
  • ファイルの保存形式をUTF-8に設定
  • request.setCharacterEncoding("UTF-8")を入力取得前に実行
  • 必要に応じてweb.xmlでフィルター設定

これらの設定を正しく行うことで、JSPにおける日本語の文字化けをほぼ完全に防ぐことができます。

まとめ

まとめ
まとめ

JSPの文字コード設定をしっかり理解して安定した画面表示を実現しよう

JSPで日本語を正確に扱うためには、文字コードを正しく設定することが欠かせません。特にUTF-8を中心とした統一的なエンコーディングは、Webアプリケーション全体の安定性に大きく影響します。今回の記事で解説したように、pageディレクティブの設定、metaタグの宣言、IDEの保存形式、request.setCharacterEncodingの使用、web.xmlでのフィルター設定といった複数の観点から文字化けを防ぐ取り組みを行うことが重要です。

文書の冒頭に正しいエンコーディングを設定しておくことは、ブラウザがHTMLを解釈する際の基準となり、JSP内部の処理と一致していれば、文字化けが起きる可能性を大幅に減らせます。とくにUTF-8は世界中で広く使われており、さまざまな言語に対応できるため、今やWebアプリケーション開発ではほぼ標準の選択肢となっています。ローカル環境とサーバー環境で設定が食い違うと文字化けが発生しやすいため、プロジェクト全体で統一して扱う意識が大切です。

また、フォームでの日本語入力が文字化けするケースでは、リクエストパラメータの取得前にUTF-8を設定する必要があります。このポイントを見落とすと、JSPで正しく指定していても期待通りに取り扱えないため、アプリケーション全体を通して処理の順序を理解することが大事です。さらに、Web全体を包括的にUTF-8で統一するためには、web.xml内のエンコーディングフィルターの設定が非常に効果的で、複数のJSPファイルを管理している開発現場では特に導入メリットが大きいでしょう。

文字コードの統一は見た目の問題だけでなく、バックエンドとの連携やログの記録、ファイル出力などにも影響します。そのため、今回学んだ設定は実際の現場でも頻繁に必要となる基礎知識であり、安定したWebアプリケーションを作るための大きな一歩となります。ここでは、記事内容の総復習として、サンプルコードを交えながら確認できるように整理しました。

UTF-8設定の基本形をあらためて確認するサンプル

以下は、JSPでUTF-8を正しく適用し、リクエストパラメータを安全に扱うための基本的な構成をまとめたサンプルコードです。


<%@ page contentType="text/html; charset=UTF-8" pageEncoding="UTF-8" %>
<%
    request.setCharacterEncoding("UTF-8");
    String message = request.getParameter("message");
%>
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>UTF-8テストページ</title>
</head>
<body>
    <p>入力内容:<%= message %></p>
</body>
</html>

このサンプルでは、JSPの冒頭にページエンコーディングを設定し、フォーム送信されたパラメータをUTF-8で受け取るための処理を先頭で実行しています。さらに、HTML側でも<meta charset="UTF-8">を宣言し、ブラウザが確実にUTF-8で解釈するように補強しています。こうした複数の設定を重ねることで、日本語が文字化けしない確実なWebアプリケーションを構築できます。

とくにWeb制作やJavaのServlet・JSP開発においては、文字コードの扱いを理解することが安定したアプリケーション構築の鍵となります。どれか一つの設定だけでは十分でない場合があるため、今回のように複数の視点から総合的に取り組むことが大きな意味を持ちます。設定の統一、保存形式の確認、リクエスト処理の順番などを意識することで、文字化けのない読みやすいページを提供できるようになります。

先生と生徒の振り返り会話

生徒:「先生、JSPで文字化けしないようにするには、やっぱりUTF-8の設定が中心なんですね。」

先生:「その通り。UTF-8は今のWeb開発では標準だから、JSPのディレクティブ、HTML、リクエスト処理、保存形式をそろえることが大切なんだ。」

生徒:「特にrequest.setCharacterEncodingを最初に書かないと意味がないっていうのが印象的でした。」

先生:「そうだね。リクエストパラメータは最初に決まるから、順番を間違えると正しく受け取れないんだよ。」

生徒:「web.xml でフィルターを設定する方法も便利ですね。アプリ全体で統一できるのがすごく良いと思いました。」

先生:「複数のJSPを扱うなら特に効果的だよ。設定漏れも防げるからね。」

生徒:「今回のまとめを読んで、文字コード設定がどれだけ大事かよく理解できました!」

この記事を読んだ人からの質問

この記事を読んだ人からの質問
この記事を読んだ人からの質問

プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

JSPで日本語が文字化けするのはなぜですか?原因を初心者にもわかりやすく知りたいです。

JSPで文字化けが起きる主な理由は、文字コード(エンコーディング)がUTF-8に統一されていないためです。JSPファイルの設定、HTMLのmetaタグ、ファイル保存形式、リクエスト処理の文字コードなどが一致していないと文字化けします。
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